GHCブログ

2012年07月09日

セラピードッグ、小児専門病院に常駐。セラピードッグの常駐は国内2つ目

先週は3日間、長野県白馬で社員研修を実施してきました。 今回の社員研修を通して、GHCスタッフはみな、自分や仲間の強み弱みを知り、結束力を強め、ひとまわりもふたまわりも大きくなって帰ってまいりました。 本日から、クライアント病院の皆様と日本医療の発展のためにさらに精進していきたいと思います! さて、突然ですが、セラピードッグってご存知でしょうか。 セラピードッグとは、「国際セラピードッグ協会」によると、「患者の心身の状態に向き合い、つらいリハビリに寄り添うことによって、身体と精神の機能回復を補助してくれる犬」のことを指すそうです。 これは、『動物介在療法』(Animal assisted therapy:AAT)といって、医療現場で、動物を介して行う『治療』であり医療の一環としてアメリカでは約60年もの歴史があるとのこと。日本でも多くの医療施設、高齢者施設、児童施設などで大きな成果をあげているそうです。 東日本大震災でも、被災者の心の傷を癒すために被災地で大活躍したことは記憶に新しいと思います。 国際セラピードッグ協会ホームページ セラピードッグは、動物愛護センターで殺処分寸前に救助された犬が少なくありません。 そのため、はじめは人間を恐れている犬もいるそうです。それでも訓練を通して、人ではできない方法で、人の心をケアする術を身に着けていきます。 GHCでもカンパニードッグであるポンちゃんことメアリー・ポンポンに癒されているスタッフは多いです。 GHCスタッフのセラピードッグポンちゃん このセラピードッグの1匹である、「ベイリー」が横浜市にある、神奈川県立こども医療センターで、今月6日から活動をスタートさせたそうです。 このベイリーは、4歳のオスのゴールデンレトリーバーで、生まれた国はオーストラリア。ハワイで1年半、専門的な訓練を受けたあと、静岡県立こども病院で小児がんの子どもたちの不安やストレスを和らげるために2年余り活躍したそうです。 「ベイリー」は、同医療センターに常駐する予定。セラピードッグが常駐する医療機関は国内では2つ目になるそうです。 犬は、人にはない多くの才能を持っています。セラピードッグのほかにも、盲導犬、聴導犬、介助犬など忠実に人をケアしてくれる多くの犬がいます。 今後、医療や介護の現場では、こうした犬たちが活躍する機会は拡大していくことでしょう。 参考:国際セラピードッグ協会HP http://www.therapydog-a.org/index.html

広報部
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。