2012年12月20日
無関心になることが、いちばん怖いです。
12月16日に投開票が行われた衆議院議員選挙。
3年ぶりに民主党から自民党へと政権が移るという結果となりましたが、
投票率は戦後最低の59.32%(前回の衆院選69.28%)と、投票行動を起こした国民は少ない結果になりました。
しかしながら、今回の選挙、投票率はふるわなかったものの、
国民の注目度は決して、低いものではなかったと思います。
過去二回の衆院選では「郵政民営化、賛成か、反対か」、「自民党か、民主党か」という分かりやすい争点がありましたが、今回の選挙では、「原発ゼロ」、「脱消費税」や「脱TPP」という主張はありましたが、はっきりとした争点を見出すことができず、
有権者が選択をすることが出来なかった点があります。
また、選挙直前に政党が乱立し、
各党の主張が分かりにくかったことも有権者の投票行動を下げた要因として考えられます。筆者も実際そうでした。。。
更に、3年前、民主党がマニフェスト(政権公約)で掲げた政策を実行できていないという報道が熱を帯びたこと、政治に関心は持っているけど、「ねじれ国会」の影響で法案が通らず
決めることのできない国会や政局に明け暮れる政治家に愛想を尽かした有権者が多かったということもあります。
確かに、代議制をとっている民主主義国家で政治を担うのは政治家です。
ただ、政治家だけでなく、私たち有権者にも「
自分たちの行動が前例となって将来に影響を与える」ということを忘れてはならないです。
何もしなければそれが前例となり、他の人々の沈黙を促してしまいます。
しかし、逆に、自分の行動が他の人や未来に影響すると意識すれば、行動することはできるのではないでしょうか?
いちばん怖いことは、国民ひとり一人が政治に無関心になることです。
まずは、国民ひとり一人が関心を持つことで、政治は緊張感を持ち「
前に進める政治」になります。
そのことは、ひいては私たちひとり一人の生活を守っていくことにつながっていきます。
無関心にだけはならないで。
(坂田)
師走の慌ただしい時期に、慌ただしさに紛れ込んでGHCに広報担当として入社しましたKENこと坂田です。
医療分野は全くの初心者ですが、異業種から参入したフレッシュな目で、GHCが取り組んでいることをわかりやすく発信し、GHCのことを一人でも多くの方に知っていただけるように活動していきます。
どうぞ、よろしくお願いします。
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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