2012年12月27日
できることをコツコツと
先日の衆議院総選挙で、歴史的な勝利によって3年ぶりに政権交代をし、26日に衆議院と参議院で首班指名を受け、発足した
第2次安倍晋三内閣。安倍首相は、2006~2007年に首相を務めているので、第2次安倍内閣となっています。
一昔前なら、新しい内閣が出来るときには総理官邸前にマスコミ各社が、いわゆる「
組閣テント村」なる臨時の取材前線拠点を構え、新聞記者が寝ないで報道をしていましたが、新官邸になって以来、セキュリティー上の問題などの理由で今日では「組閣テント村」の光景を見ることがなくなりました。
新内閣は、総理経験者らやベテラン議員を配した、「
真の仕事師」と言われています。
政権交代による新たな政権の誕生と、各党の勢力は変わりましたが、最終的に国の政策を決定する国権の最高機関である
国会には、物事を決め、山積している内外の課題を解決していくために前に進んでいく政治を望みます。
これは、長引く不況の中で閉塞感を感じている国民一人ひとりが心から思っていることです。
その中で、特に長期的な政策課題である社会保障制度などについては、
政権が代わっても、時の政権の意向によって、その都度方針が変わるのではなく、持続可能な、継続していくことのできる体制と制度設計を行うべきです。
社会保障制度は国民生活に直結する政策課題であり、政争の具にするのはもっての他です。
そのためにも、今年6月、民主・自民・公明の3党合意で設置された、今後の社会保障制度を検討する
社会保障制度改革国民会議(会長:清家篤・慶應義塾長 )での議論の動向には今後注目していきたいです。
もはや、「お上に任せておけば、世の中、すべて大丈夫!」という時代は終わりました。国民一人ひとり、企業や団体、NPOなどといった世の中の様々な主体が、
自分にできることを少しずつでもいいので行い、大きな流れにしていくことが求められる時代となりました。
今は、目の前にあるできることをコツコツと、取り組んでいきましょう。
筆者自身は、日本の医療を良くしていくためにGHCが急性期の医療機関向けに取り組んでいる活動をわかりやすく伝えることにコツコツ取り組んでいきます。
社会保障制度改革国民会議
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kokuminkaigi/
(坂田)
広報部 |
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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