2013年02月25日
2月20日にDPC評価分科会が開催されました
2月20日、平成24年度第7回診療報酬調査専門組織・
DPC評価分科会(以下、DPC分科会)が厚生労働省で開催されました。
今回のDPC分科会では、
「
平成26年度診療報酬改定に向けた検討課題について(案)」
「
平成24年度DPC評価分科会における特別調査について(案)」
が、議題となり、それぞれ事務局より報告され、出席議員からの意見や指摘を経て承認されました。
第一議案の「平成26年度診療報酬改定に向けた検討課題について」に関しては、「
DPC病院Ⅱ群の要件の算出方法」、「
DPC病院Ⅲ群のありかた」、「
機能評価係数Ⅱの6項目の評価方法」、「
機能評価係数Ⅱに加える新規評価項目」、「
診断群分類にCCPマトリックス(重症度を考慮した評価手法)の導入の検討」の5項目については、事務局より本年 4 月以降議論開始し、秋頃までに結論を得るスケジュール感について提案がありました。
また、「
入院期間Ⅲを超えて実施された検査に係る特定保険医療材料の費用、適切なコーディング推進の算定ルール等の見直し」については、上記の5項目の議論の結論が出た秋頃から議論を開始し、12 月までに結論を得る方向性となりました。
出席委員からは、機能評価係数Ⅱについて、「
6項目による評価に加え、病院が受けている各種評価(病院機能評価やISOなどによる評価など)についても、評価対象としていくことを改めて検討すべき」、「
次回の改定で取り組めなくとも、長期的な視点で検討していくべき」といった意見が出されました。
第二議案の「平成24年度DPC評価分科会における特別調査について」は、事務局から、調査は「
ヒアリング調査」と「
アンケート調査」の二本立てで行われる等、内容について説明がありました。また、
アンケート調査の結果を検討・分析するワーキングチームを分科会の中に設け、作業をしていくことも確認されました。
今回のDPC分科会で承認された特別調査案は、次回の中医協総会(2月27日開催予定)で承認後に実施予定です。
次回のDPC評価分科会は、詳細が決まり日程が決まり次第、厚生労働省のホームページに詳細が掲載予定です。
平成24年度第7回診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会 議事次第
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002v5si.html
(坂田)
広報部 |
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