2014年05月14日
心カテ検査はいずれ短期滞在手術料3に? マンスリーレポート最新号!
GHCは5月12日、「マンスリーレポート5月号」(第88号)を刊行しました。今回の特集では、2014年度診療報酬改定でいずれも大きなトピックスになったDPCの点数設定D方式(いわゆる隠れDRG)の拡大と、出来高点数の短期滞在手術等基本料の見直しを取り上げ、今後の動向を占いました。
隠れDRGは、高額薬剤などのコストを入院初日に集中して支払う点数設定方式。12年に実施された前回の診療報酬改定で22の診断群分類に適用され、14年度にはこれが27に拡大されました。一方、短期滞在手術等基本料3は全診療報酬を包括する点数です。従来は小児の鼠径ヘルニア関連の2手術のみが対象でしたが、今回の改定ではこれが短期間の入院を伴う21の手術・検査に拡大されました。
心臓カテーテル検査のみを実施する狭心症のDPC コードには今回、隠れDRGが適用されました。これにより平均在院日数の短縮が進めば、厚生労働省は次にどのような対応に出るのでしょうか。
市立大村市民病院の診療情報管理士である福田行弘氏による連載「DPC 実務と今後の展望」は、高額療養費制度など患者負担の見直しがテーマ。患者さんの窓口負担を少しでも減らすため、福田氏は医事課スタッフの柔軟な対応を呼び掛けます。
「病院ダッシュボードワンポイントレッスン」では、「市中肺炎」(15歳以上)を取り上げました。診療内容をパスでコントロールするのが難しいこの疾患でのルール化の余地を探りました。今月号も旬なネタ満載のマンスリーレポートをぜひ、ご一読ください。
【目次】
●特集「2014年度診療報酬改定 DPCコードに見る制度の潮流」
●連載 福田行弘の「DPC の実務と今後の展望」
医療費自己負担額 患者の視点から
●病院ダッシュボードワンポイントレッスン
コントロールしにくい「市中肺炎(15 歳以上)」―ベンチマーク分析から読み解く課題と解決策
●インフォメーション
●今月の注目記事☆ GHC Blog より
●編集後記
マンスリーレポートの詳細は下記からご覧ください!
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事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。
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