GHCブログ

2014年03月31日

次の10年「医療の未来(あした)を創造する」~創業10周年を迎えて~

株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)は、2014年3月30日に創立10周年を迎えました。各方面でGHCを温かくご支援くださった皆様のお陰で、記念すべき節目の年を迎えられたこと、心より深く感謝いたします。誠にありがとうございました。 GHCは病院経営者のパートナーとして、経営の健全化と患者や地域住民に最大の価値を提供することを目的に、ビジョン・将来戦略・改善方法を共に悩み考え、経営意思決定のための支援を行って参りました。2013年度はこの様なご支援先の病院様は約220施設となっております。また、メディカル・データ・ビジョン社と共同開発したDPC分析ソフト「EVE」は現在730施設にご活用いただくまでに成長しました。 2011年には、病院経営の指標となる情報をウェブ経由で配信する次世代型経営支援サービス「病院ダッシュボード」をリリースし、現在、数多くの医療機関の皆様にご活用いただいており、導入病院数は間もなく200病院に達する見込みです。数多くの病院が、経営分析の時間確保と人材育成に頭を悩ませており、「病院の限られた人的資源を、分析ではなくカイゼン活動に投入してほしい」との想いを込めて開発しました。これからもユーザーの皆様の声をお聞きし、病院経営の強力な武器となるよう、成長し続けます。 さらに2012年には、診療報酬点数を簡単に計算できるフリーソフト「ぽんすけ」を開発し、ダウンロード数は現在では約2000件を超えており、医療関係者だけではなく一般企業の方や学生等、たくさんの方々にご愛用いただいております。 医療の質向上に関する活動では、がん医療の均てん化を目的としたがん専門施設設立のCQI研究会(Cancer Quality Initiative)でGHCはベンチマーク分析を行い、2012年にはがん診療連携病院の参加が約90病院となりました。またGHCは、東海や北海道地区で形成された自治体病院のコンソーシアムでも様々な分析の支援を行っております。 こうして10年間の歴史を振り返ってみると、「医療機関がより良い医療を提供し健全経営を続けるためにGHCに何ができるのか」を常に考え、それを具現化すべく「挑戦」し続ける日々だったように思います。そして、これからの10年は、これまでの経験を糧に病院経営の更なるカイゼンと地域医療への貢献、さらには日本医療界へ新しい価値を創造できるように、学術研究にも注力していくことで、GHCは、新たな進化を目指してまいります。 10年前も10年経った現在も、私たちが変わらず掲げているミッションがあります。それは、「医療における質と経営の向上に向け、全知を傾け医療の発展に寄与する」です。今後もこのミッションと企業メッセージである「医療の未来(あした)を創造する」を胸に刻み込み、社員一同、より一層皆様のお役に立てるよう、努力をしてまいる所存です。 今後とも、引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン 代表取締役社長 渡辺 幸子

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広報部
広報部

事例やコラム、お役立ち資料などのウェブコンテンツのほか、チラシやパンフレットなどを作成。一般紙や専門誌への寄稿、プレスリリース配信、メディア対応、各種イベント運営などを担当する。